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国論ということ

 投稿者:知分68歳  投稿日:2014年 6月11日(水)12時12分47秒
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  阿川弘之著「山本五十六」(新潮文庫・平成2年改訂版)を7年ぶりに再読しています。参考引用文献93,資料談話提供者130等を踏まえ、三島由紀夫から阿川五十六とも評せられたこの力作は、半藤一利著「山本五十六」(平凡社)とはまたひと味違った趣がありいろいろと考えさせられます。

冷静かつ論理的に誰がどう考えても「負けるにきまった戦」に最後まで反対しながら、惟神(カンナガラ)の不合理な道と雲をつかむような観念に凝り固まった国論と軍部の多数派に押されて、真珠湾強襲を構想し開戦の端緒を切った山本五十六提督の姿が克明に綴られています。

今読み終えたのは上巻までで、昭和15年10月の神武天皇即位紀元二千六百年記念特別観艦式までですが、その式に参加した海軍艦艇総㌧数は59万6千60㌧です。そのほとんどは1年2ヶ月後に始まった戦争で4年半後には失われ亡んでしまうことになります。

現在、憲法9条や集団的自衛権の見直しで論議が盛んです。国論というのは、当時のマスコミや声を大にして叫ぶいわゆる識者らに大きく左右されるというのは、昔も今も同じではないでしょうか。歴史の論理を真摯に踏まえ、国の内外の情勢を的確に収集してそれを冷静に分析し、大所高所から判断できるリーダーは必ずわが国に存在するはずだとわたしは信じています。

視聴率と購読数と知名度と功名心と支持率を気にせずにやっていけるリーダーたちにこそ期待したいと、この本を読みながら考えています。それのみが「人類永続・生物永続」につながるような気がします。
 
 
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