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現在(いま)必用なことは

 投稿者:団塊の一人  投稿日:2014年 7月 7日(月)21時42分20秒
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  10代後半はマルキシズムに一縷の光明を感じ、学生運動の中でマルキシズムの限界を痛感。医者となって学問の最先端の端っこに連なって直ぐにデカルト的方法論に強い疑問を持った。不惑を過ぎて釈尊の哲学に強く惹かれるとともに、バイブルのラテン語英語対訳書を30年ぶりに読み返し始めた。同時に和訳ながらコーランもかじり読みし、さらに論語・春秋など中国古典も齧り読み。 還暦以後は、漢訳されていない原始仏典の和訳を拾い読みしている。
 若い頃から、平和で豊かな社会ができる、という幻想は持っていなかった。真に平和で心豊かな社会をつくるには、人類が人間として成長し、人間以上の存在になる必要があると感じている。その日が来るまでに千年単位の時間、否万年単位の時間を要すると思われる。
 その悠久の時の流れの中では、一人の人間の一生は精々百年。ほんの一瞬に過ぎない。では「今」を生きる人間の役割は何か。ホモ・サピエンスという種の立場からは、清流先生に言にあるとおり「架け橋」に徹することであろう。
 釈尊の時代の東北インドでは、人生を「学生期」「家住期」「林棲記」「遊行期」の4期に分けたとか。「学生期」は学びの時期、今では20年では足りないかも知れないが。家住期は家庭を営み(子孫を残し)生業に励む時期、林棲期は社会の第1線から身を退き、世の中に恩返しする時期、遊行期は自由の身となって修行の完成を目指す時期、とこのように理解できる。
 翻って、既に家住期から林棲期と入っている私ども団塊世代のいま(現在)なすべきことは何か。同世代の少なくない者が若い頃に革命を夢見、挫折して「右転向」しマキャベリズムの忠実なテクノクラートとなっているが、少数の者は草の根的な活動、有機農業や環境保全などの目立たない運動に従事している。(管直人などは市民運動からの「跳ね上がり」分子といえる)
しかし、多くの者は無力感の中で「「仕方ない」「世の中こんなものさ」と諦観に近い状況にある。家住期に生業に精出している間に樋口恵子のいう「草の根封建親父」達との柵の中で身動き取れなくなった、というところが実情であろう。 今やその我々の世代も定年を迎え、大部分が社会の第一線から退いている。退いてはいるが、心身共に未だ未だ元気(少なからず身体の至る所にガタはきているが)。今こそ「架け橋」作りに精出せる時といえる。
 今後数万年の人類の未来を展望すれば、何よりも重要なことは「女性が安心して子供を産み育てられる環境」つくりである。子供が生まれ健全に成長していくことよりも優先されるような課題はない。そのためには、若人が「夢」と「希望」を持てるようにすることであり、大人の仕事はその支援である。「親」は一般に「子」のためなら大抵のことはする。「孫」となればなおさらである。生物学的にも種の防衛本能は個の防衛本能よりも遥かに強いものである。人間のみがそのあたりが狂っているが、それは決して「文明」の産物ではなく、「文明」に伴い肥大化した欲望が「文明」の使用を誤らせているためである。
 もうソロソロ、限界の見えたこの地球上の富を奪い合う「経済成長」至上主義を転換する時期であろう。技術の進歩は「便利さ」の向上とともに世界的規模での勝者と敗者の格差を拡大してきている。聖徳太子以来のこの国の伝統である「和」重視(わが国の「和」と昨今声だかに言われる「平和」は似て非なるもの:「和」は譲り合い、「平和」はどこかの首相が好むwin win の関係)を世界に広められないものか。それが、釈尊の教えにも叶うことであろう。
 ともあれ、団塊世代として、若人が夢を語り希望を持ち、持続できる(せめて千年単位で)社会づくりに意欲的になれるように、そして女性が安心して子供を産み(産もうと積極的に思うように)、安全に育てられるように、力を尽くしたい。
 近隣の日本に敵対(?)する国の為政者たちも「平和」のためと口にしている。古来、殆どの戦争の口実は「平和実現」であった(ヒットラーもムッソリーニもこの国の東条も)。為政者・
権力者の「平和のため」という声ほど怖いものはない。
 今必用なのは、成長ではなく安全。女性が喜んで子供を産める世の中。 高々400年足らずの歴史しかない戦前までの家システムは戦後「核家族」の進行で崩壊し、地域の村落共同体も絶滅同然である。これら、一部の戦前の世を知っている人達からは「良い」と感じられるこの国の社会システムの殆どは徳川幕藩体制確立後100年ほどかけて出来たものであり、日本古来のものではない。それらのシステムへの価値判断は時代とともに変化するのが当然であり、6世紀から7世紀にかけてできたこの日本という国の真の伝統は「和」と「山川草木悉皆有仏性」といえる。ここに日本人のアイデンティティはあるといえる。そこの芯さえ見失わなければ、若人が新たな21世紀に相応しい社会システムを構築して呉れるだろう。我々は日本人としての「芯」を彼らに伝える厳しい義務がある。
 
 
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