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Re: なぜ!これ程までに 読書を放棄しだしたのか

 投稿者:ふうさん(53)  投稿日:2018年 1月29日(月)18時28分27秒
  通報 返信・引用
  > No.2819[元記事へ]

****さんへのお返事です。

 機会あるごとに 思い出すたびに

  この御投稿を何回も拝読しています


> まことに小さな国が
> 開化期を迎えようとしている。
>
> 小さなといえば、
> 明治初年の日本ほど小さな国は
> なかったであろう。
>
> 産業といえば農業しかなく、
> 人材といえば三百年の間、
> 読書階級であった旧士族しかなかった。
>
> 明治維新によって、
> 日本人は初めて近代的な
> 「国家」というものを持った。
> 誰もが「国民」になった
>
> 不慣れながら「国民」になった日本人たちは、
> 日本史上の最初の体験者として
> その新鮮さに昂揚した。
>
> この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ、
> この段階の歴史は分からない。
>
> 社会のどういう階層のどういう家の子でも、
> ある一定の資格を取るために、
> 必要な記憶力と根気さえあれば、
> 博士にも官吏にも軍人にも教師にもなりえた。
>
> この時代の明るさは、
> こういう楽天主義から来ている。
>
> 今から思えば実に滑稽なことに、
> 米と絹の他に主要産業のないこの国家の連中が
> ヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした。
> 陸軍も同様である。
>
> 財政の成り立つはずがない。
> が、ともかくも近代国家をつくりあげようというのは、
> もともと維新成立の大目的であったし、
> 維新後の新国民達の少年のような希望であった。
>
> この物語は、その小さな国がヨーロッパにおける
> 最も古い大国の一つロシアと対決し、
> どのように振る舞ったかという物語である。
>
> 主人公は、あるいはこの時代の
> 小さな日本ということになるかもしれない。
> ともかくも、我々は
> 3人の人物のあとを追わねばならない。
>
> 四国は伊予松山に、三人の男がいた。
>
> この古い城下町に生まれた秋山真之は、
> 日露戦争が起こるにあたって
> 勝利は不可能に近いといわれた
> バルチック艦隊を滅ぼすにいたる作戦を立て、
> それを実施した。
>
> その兄の秋山好古は、
> 日本の騎兵を育成し、
> 史上最強の騎兵といわれる
> コサック師団を破るという奇蹟を遂げた。
>
> もう一人は、俳句、短歌といった
> 日本の古い短詩型に
> 新風を入れてその中興の祖となった
> 俳人、正岡子規である。
>
> 彼らは明治という時代人の体質で、
> 前をのみ見つめながら歩く。
> 登って行く坂の上の青い天に
> もし一朶の白い雲が輝いているとすれば、
> それのみを見つめて坂を登って行くであろう。
> 「坂の上の雲」のナレーションから
 
 
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