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科学の知と神話の知

 投稿者:知分72歳  投稿日:2018年 3月 2日(金)18時11分38秒
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   臨床心理学者の河合隼雄著「中空構造日本の深層」を読んで、考えさせるものがありました。とかく心理学者の著書は、わたしには言葉や内容が難しくて理解し難く、続けて二回読みましたが、まだ模索状態です。
 この中に、論理的・実証的・合理的に説明できる「科学の知」が進歩しすぎて、人の心(自覚しコントロールできる)や魂(自覚しコントロールできない)が不安定になり、不適応を起こしているのが現代である。そこで、「科学の知」と対極にある「神話の知」の存在を認め、双方の統合を図るのでなく、それらの均衡を大切にすることが現代の課題事項である。それらの何れかが肥大化すると世界観の破壊につながる、という趣旨が述べられています。
 この「科学の知」は分かるにしても、「神話の知」とは何ぞや、が難解です。この著書で述べられているものの一部を列挙すると「民話・昔話・神話・童話・お伽噺・無意識・内的深層・宗教・民族性・国民性・伝統・家族性・直観・内界」など、論理的説明は不能なものばかりです。
 ところで、西郷どんが、「全的滅亡」を求めて西南戦争に挙兵した際の「神話の知」とは、何だったのでしょうか。江藤淳が「南洲残影」で書いている「人間には、最初から『無謀』とわかっていても、やはりやらなければならぬことがある」や「方略がよければ勝てたはずだ、いや、そもそも戦は避けられたはずという態の議論にいたっては、人事は万事人間の力で左右できるという、当今流行の思い上がりの所産」も、「神話の知」の理解につながるのかも知れません。
 人事・論理的・実証的・合理的の対極にある「何者か」の存在を認め、それらの均衡を大切にするこそが、人類・地球の破壊から逃れる一つの鍵なのかなと、埒もないことを考えています。
 
 
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