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平等は破壊の後にやってくる。
核戦争なき平等はありうるか。
現代世界の不穏な空気を読み解く衝撃の書。
平等化に有効だった戦争と革命は20世紀の現象だった。
21世紀の私たちは、いかにして平等化を実現するか。
石器時代から現代まで、壮大なスケールで世界各国の不平等の歴史を描き出す初めての書。
何千年にもわたり、歴史は、不平等の高まりあるいは高止まりの長丁場と、散在する暴力的圧縮を繰り返してきた。1914年から1970年代あるいは80年代までの60~70年間に、世界の経済大国と、共産主義体制に屈した国々の双方が、歴史上最大級の大幅な平等化を経験した。その後、世界の多くの地域が次の長丁場となりそうな時期に突入し、継続的な資本蓄積と所得の集中に回帰した。歴史的に見れば、平和的な政策改革では、今後大きくなり続ける難題にうまく対処できそうにない。だからといって、別の選択肢はあるだろうか。経済的平等性の向上を唱えるものすべてが肝に銘じるべきものは、ごく稀な例外を除いて、それが悲嘆のなかでしか実現してこなかったことだ。何かを願うときには、よくよく注意する必要がある。 ウォルター・シャイデル氏の言葉。
引用文献:暴力と不平等の人類史 戦争・革命・崩壊・疫病 著者ウォルター・シャイデル 訳者鬼澤 忍、塩原通緒2019年6月20日東洋経済新報社発行。
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