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毎月の第一日曜朝食会は哲学座談会の場である。本日予定の第418回朝食会は疫病コロナ予防で中止になった。代わりに一人で第557回早朝の城山散歩に出た。さわやかな森の中を歩きながら天地人一体になった気分で思索した。林間宇宙哲学とでも呼びたいひと時であった。
城山展望台のベンチに腰を下ろしたとき、ここで今村源一郎先生から親しく声をかけていただいた時のことを思い出した。
今村源一郎先生の城山への思いが国旗掲揚台の台石に刻まれている。
宝の山
高からず 低からず 遠からず 近からず
40万鹿児島市民の排気ガスを 緑の
600余種の 自然林が さわやかに清めている
身も心も 私は魅せられて 雨の日も 雪の日も
40年を登りつづけてきた
健康のみなもと わが城山
感謝の心を 島津斉彬公の創られた
日の丸の旗に 託して 高く掲げん
永久に国のいや栄とともに
昭和49年 秋 一老医(77歳)建之
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