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哲学とはphyrosophyという古代ギリシャ語の和訳。直訳すれば「知を愛する」ということ。ラテン語でも同じ。
明治初期に誰がこの語に哲学という時を当てたのか。近代までドイツでは物理学などの科学全般も哲学の一部であったとか。
東洋では哲学の代わりに倫理学。儒教は宗教というより倫理学。原始仏教は少なくとも釈尊の学は本来の意味の哲学か。
明治期の日本知識人は哲学をどう捉えどう認識していたのであろうか。中江兆民は「日本には哲学がない」と嘆いたとか。
本来の哲学は、世界に通底する原理法則を追求する姿勢そのもの。 SARASーCOV-2もこの地球の一部。過去分かっている風症候群の3,4割は既知のコロナウィルス。新型といっても容易に変異を繰り返すRNAウィルスとしてはインフルエンザウィルスに多数の型があるのと基本的には変わらない。
大して訳に立たないマスクに使った費用の半分でもワクチン開発に使っていたら、今頃は良質は混酸ワクチンが大量に出回るっていたろうに、という愚痴も出る。
哲学教育とは、現代においては虚実入り乱れる情報過多の中から真実を見極め、自分の頭で自由でモノを考える力を養うことであろう。
その結果で倫理性が高まることが理想であろう。
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