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SDGsがコロナ禍の中でも至るところで言われている。
持続可能性は重要。それが人類社会の存続を意味していれば、何ら異論はない。
D=発展であるなら、発展の内容が問題。 何の発展なのか。
人間の哲学性・倫理性の発展であれば、これまた素晴らしい事だが。
「人新世」という考え方によるまでもなく、資本主義の末期的症状ともいえる強欲資本主義が跋扈・蔓延するな状況では
ヒトが存在できる地球環境破壊の進行は止まらない。
経済成長を至上命題とする資本主義の末路は、コロナがあろうかなかろうか明白。
例え、このパンデミックを乗り越えても、新たなパンデミックやそれに匹敵する災害は襲ってくる。自然災害ではなく、畢竟人災。
為政者や権力者は、その延命策として種々の策を弄するが、強欲資本主義経済の行き着く先は人類滅亡。
支配階級やそれに連なる者は、被支配階級よりは若干長生きするかもしれないが、その後は強烈な争いの世で、結局は最終的な勝者もいない。滅びる時期が多少早いか遅いかの違いだけ。
パンデミックの中だからこそ、哲学性・倫理性の普及向上の活動こそ必須。
そんなこと夢想だ、できるわけない、としって一蹴することも自由だが、非難・誹謗・中傷することや揶揄するような言動は、結局は強欲資本主義で一時の欲を満たす為政者や権力者を利することになることに思いを致すべき。
理想的過ぎるとして諦めるのではなく、哲学生・倫理性の向上を訴え続けることこそ極めて重要。
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